vagabond 2017/8/8

カーネギーメロン大学教授のヴィヴェク・ワファ。PHOTOGRAPH BY KAORI NISHIDA

何事にも、「危険だ、危険だ!」と喚く奴は、何時の世でも彼方此方にいるわけだが、AIに関しては、杞憂では済まされないだろう。この教授の言っていることの半分くらいは正しいと直感的に思う。未来の話なので、現在において検証する術はないが、筆者も、この技術を持つものと持たざるものとで、酷い峻別が起こるだろうと考えている。そんな技術は出来上がってから買えば良いなどという、マヌケな発想のIT関連産業の経営者がいたら、今のうちに交代したほうがいいとさえ思う。

WIRED 2017.08.07 MON 10:00

AIの進化を前に、日本企業は「働き方」を問うているだけでは未来はつくれない

5〜10年以内に全ての業界において株価は崩壊し、経営陣は刷新される──。日本を代表する企業の首脳たちが集まった円卓で、カーネギーメロン大学教授ヴィヴェク・ワファが伝えた言葉は、いまぼくらが直面する「人工知能」との共生について、大きな示唆を与えてくれるものだ。3つのポイントから読み解く。

TEXT BY WIRED.jp_ST

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vagabond 2017/7/31

”テスラらしい”といえば、その表現で終わってしまう。シルエットのぬるっとした感じは、既存メーカーにないものを感じる。まるで初期のiPhoneの出だしの頃みたいだ。

性能的には、たぶんいまいち。走行可能距離もレシプロやディーゼルエンジンとたいして変わりない。おそらく、電池の経年劣化問題が数年後に表面化する。などなど、傑出して優れているわけではない、この新技術に何故か未来を感じる。ニューリーダーともいうべき異世界のCEO・既存車の頭打な部分を打破するようなイメージ。ここいらへんが熱狂的支持を得る部分なのだろう。リンク元の記者もだいぶやられているようだ。尚、資源の少ない日本に、もってこいのような気がするのはたぶん勘違いだ(電気もまた何かで発生させねばならない)。

WIRED 2017.07.31 MON 07:00

テスラ「モデル3」を運転してみたら、やっぱり「テスラらしい」EVだった:『WIRED』US版レヴュー

テスラが7月28日に出荷を開始した新型の電気自動車「モデル3」に、『WIRED』US版がいち早く試乗した。アクセルを踏み込めば相変わらずのテスラらしい鋭い加速で、そして室内には巨大なタッチスクリーンが鎮座していた。新モデルの走り心地や乗り心地、そして使い勝手はいかに──。

TEXT BY JACK STEWART
TRANSLATION BY DAISUKE TAKIMOTO

WIRED(US)

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vagabond 2017/7/25

お、久しぶり。このパック化はモノになるかどうか疑って見ていたのだが、とうとう完成したようだ。一包化のアウトソーシングともいえるこのサービス。これ、宅急便なんかで手軽に配達できるようになったら、大当たりするだろう。見た目もかわいいしな。

ただ、疾病にもよるが、医師の権限を一部制限しないと、処方内容が複雑化しやすく、肌理の細かい作業は難しくなる可能性が高い。食前・食直前・食後なんて重なったら悲劇だろう(3食なら9個のモジュールが必要になる)。また、最初の難関は法律になる上に、従業員と配送業者のコンプライアンスが最大の問題になることが予想される。薬をよからぬことに使う奴はどこにでもいる。

大当たりはするが、結構ハードルが高いのも現実だ。

WIRED 2017.07.24 MON 08:00

「服薬の常識」と流通を変える次世代型「オンライン調剤薬局」がやってきた

これまでにない新しいスタイルで調剤薬局の機能を提供すべく、薬剤師とエンジニアが立ち上げたスタートアップ企業PillPack。処方薬を1回分ずつ小分けにしたり、店舗を持たず通信販売で利用者に届けるなど話題を集める。2013年の創業から4年が経ち、積極的な設備投資でさらなる事業の拡大を図る。デザインとロボティクスの融合で、米国人のヘルスケアはどう変わるのか。

VIDEO COURTESY OF PILLPACK
TEXT BY EMILY DREYFUSS
TRANSLATION BY TOMOYUKI MATOBA, HIROKO GOHARA/GALILEO

WIRED(US)

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vagabond 2017/7/10

写真はSmart Ways to Manage Health Need Smart Regulation Posted on February 6, 2015 by FDA Voiceより

個人を取り上げるのは、あまり気が進まないが、彼に関してはいいんじゃないかな。バクル・パテル氏。米国官僚組織内(HHS)で自分達を改善しようと奮闘している稀有な存在のようだ。初めて知った人物だが、至極全うなことを言っているように思える。見た目はインド人のような印象を受けるが、国籍は米国人のようだ。切れ者なんだろうな。

WIRED 2017.07.07 FRI 08:30

医療業界で加速するデジタル化に、米規制当局は自らを“スタートアップ化”して対抗しようとしている

医療機器のデジタル化が年々加速しており、そのスピードに米国食品医薬品局(FDA)の従来の審査体制が追いついていない。そこでFDAはデジタルヘルスに特化した新たな部署を設置し、自らを“スタートアップ化”することで対抗しようとしている。規制当局の常識を覆そうと奮闘する、ある政府高官の挑戦。
TEXT BY MEGAN MOLTENI
TRANSLATION BY HIROKI SAKAMOTO, HIROKO GOHARA/GALILEO
WIRED(US)
2008年、米国食品医薬品局(FDA)の政策顧問に就任した当時のバクル・パテルは、ひとつの製品が彼の部門の審査官たちの前に置かれる時期をほぼ正確に言い当てることができた。医療機器がもっぱらハードウェアに依存していた当時(ペースメーカーや子宮内避妊器具[IUD]など)、メーカーが規制当局の承認を得る準備を整えるまでに、何年もの時間を要したからだ。FDAの審査官たちも、そのプロセスにうまく歩調を合わせることができていた…

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vagabond 2017/6/27

PHOTO: Irina Tischenko / 123RF

意外と思われることが真実だったりすることもある。そういう点で、雑誌サイエンスは貴重な存在だ。単なる誤解かもしれないが、逆説的であること、そこに何らかの意思を感じることができる。中二病的にガイア理論を持ち出す奴がいるかもしれない(笑)。

WIRED 2017.06.27 TUE 07:00

世界の「葉の面積」が増えているが、それは温暖化の兆候だった:研究結果

過去30年で、地表の葉の面積が大きく増えていることが欧州委員会共同研究センターの研究により明らかになった。緑が増えているのは一見いいニュースに思えるが、実は温暖化が進んでいることを示す兆候だった。

TEXT BY SANDRO IANNACCONE
TARANSLATION BY TAKESHI OTOSHI

大気から二酸化炭素を吸収し、光合成によって酸素を放出する植物は、地球にとって「緑の肺」といえる。しかし最近、植物は少し呼吸をしすぎているようだ。そして意外に思えるかもしれないが、これはいいニュースではない…

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vagabond 2017/6/12

ワイヤレスヘッドホンというと洗練されてはいるが、必要性をいまいち感じにくい代物のイメージだ。世界各国どこにでもあるようなもので、技術的な苦労というよりも、「いかにフィットするか」や「外れにくいか」という感じが強い。だが、イヤホン型コンピュータというと、えらくイメージが変わる。いまだ実現されてはいないようだが、確かに、この開発者は本物のような気がする。

WIRED 2017.06.11 SUN 12:00

独メーカーBragiの「イヤホン型コンピューター」という野望

リアルタイム翻訳機能やジェスチャーインターフェイスまで搭載したワイヤレスイヤホン「Dash Pro」。開発したのは、イヤホン型コンピューターの完成を目指すドイツのハードウェアメーカーBragiだ。

TEXT BY DAVID PIERCE
WIRED(US)

「AirPods」「Here Ones」「EarIn」「Skybuds」「IQBuds」「Kanoa」──そのほか、名前すら聞いたことのないようなイヤホン型製品が登場するずっと前から、Bragiは存在していた。

このドイツ企業は「The Dash」と呼ばれるヘッドフォンを開発し、2014年にKickstarterで大々的なプロモーションを実施した。このヘッドフォンの機能としてうたわれたのは、音楽の再生や健康状態の測定、うなずくだけのガジェット操作、環境音と音楽を同時に聴ける機能などである…

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vagabond 2017/5/22

これ国内の全ての報道機関にも通ずる話かな。

何を言ってもやっても、その機関側が持たれているイメージが、そのニュース価値を判断する材料になってきている。日本は米国ほど深刻ではないのかもしれないが、情報発信という特権を独占していた人たちが、自らの特権を放棄させられている過渡期なのだと思う。座しておれば、滅びゆく存在になりかねない。無駄な足掻きともとれるが、危機意識を持った一部の者たちが先んじて実践しだした自らの正しさを証明する努力。そんな事柄が必要な時代なのだろう。

WIRED 2017.05.22 MON 07:00

「フェイクニュース対策の新プロジェクト」にFacebookが参加する意味

フェイスブックが、フェイクニュース対策の新プロジェクトに出資する。米大統領選でフェイクニュースの温床になったと非難を浴びてきた同社が、自社の責任を認めた格好だ。

TEXT BY EMILY DREYFUSS
TRANSLATION BY MINORI YAGURA, HIROKO GOHARA/GALILEO

WIRED(US)

メディアに対する信頼は最近、ほかの多くの機関に対する信頼とともに急低下してきた。事実を信じてもらえなくなるという危機的状況を受け、懸念をもつ市民団体や財団、そしてフェイスブックは4月はじめ、メディアへの信頼を回復する取り組みに1,400万ドル(約16億円)をつぎ込まざるを得なくなった…

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vagabond 2017/4/26

アンゲラ・メルケル独首相。PHOTO: GETTY IMAGES

この法案、日本でも起草されるだろうか。恣意的操作を行う悪質な手法を常套手段としているふざけた連中には、非常にいいプレッシャーになるだろう。

もっとも、この法案は、主としてSNSをターゲットにしているものだが、紙媒体の既存勢力やそれに組する輩が頓珍漢な反発するだろうな。ま、崩壊しそうなEUと相まってここしばらくドイツから目が離せない。

WIRED 2017.04.26 WED 07:00 TEXT BY SHOGO HAGIWARA

罰金58億円──ドイツの「フェイクニュース対策法」は功を奏すか?

9月に総選挙を控えたドイツ。フェイクニュースに踊らされた2016年の米大統領選挙の二の舞を避けるべく、メルケル政権が新法の素案を発表した。大手ソーシャルメディア企業に対し、フェイクニュースや違法コンテンツを速やかに削除することを義務付けるものだ。

昨年の米大統領選挙戦を特徴付けたといっても過言ではない、フェイクニュースの問題。ソーシャルメディアを通じて拡散するウソのニュースに今後どう対応していくべきかは、世界各国の施政者にとって避けて通れない緊急課題だ。先進国のなかでもいち早くフェイクニュース対策を進めるのは、メルケル首相率いるドイツである…

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vagabond 2017/4/18

高いと売れないよ。

時刻を知るためのものから、見栄やステータスという価値観で評価せざるを得ないところに来ている高級腕時計市場。確かに苦戦しているようだ。

時間を知るにはスマホで十分という事実に皆が気づき、従来の機能だけでは生き残りが難しく、色々試行錯誤が続いているように思える。ガジェットとしてのスマートウォッチであるならば、いかに低価格に抑えるかが重要になるが、ブランドイメージを著しく毀損する。かといって、高価格帯を維持するならば、それなりの革新的な機能を付加しなければ、売れようはずもない。たぶん過渡期に入っているんだろう。

なんも、車のキーや家の鍵なんかの機能のせりゃいいのにね(笑)。

WIRED 2017.04.18 TUE 06:00

スマート化された高級腕時計は、「次世代に残せる時計」になれるのか:スイスの高級ブランドのジレンマ

半年もすれば時代遅れになり、新機種が出るとすぐ買い替えられてしまうガジェット。一方で、たとえ正確に時を刻まなくとも長く使い続けられる高級腕時計。その間にある、高級ブランドがつくるスマートウォッチは、ガジェットなのか? それとも、「次世代に残せる時計」で有り続けるのか?

TEXT BY DAVID PIERCE
TRANSLATION BY MIHO AMANO/GALILEO

WIRED(US)

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vagabond 2017/3/8

筆者は公休で不在でした。悪しからず。

1歳の誕生日を迎える、小頭症を患って生まれたリケルメ・カウアン。2016年12月18日、ブラジル・レシフェにて撮影。PHOTO: GETTY IMAGES

まじか!! 頭部のサイズを気にすれば良いんじゃないかと思っていたが、どうもそんなに単純じゃないことが判明したようだ。南米の遠い話なのだが、今のご時世、世界は小さくなっている。ここ日本でも、発症にはさほど時間がかからないと筆者は見ている。いざ出た時に事前準備と心構えをと考えていたが、やはり自然界をなめてはいけないということなのだろう。

WIRED 2017.03.07 TUE 10:00

コロンビアでジカウイルスによる小頭症患者が少ない「恐ろしい理由」

ジカウイルスの感染による小頭症の赤ん坊がブラジルで2,300人を超える一方、コロンビアではわずか82人と非常に少ない。その理由を調べた研究者が発表した、ジカウイルスの恐るべき性質とは。

TEXT BY MEGAN MOLTENI
TRANSLATION BY MAYUMI HIRAI, HIROKO GOHARA/GALILEO

WIRED(US)

マグダレーナ・サンス=コルテスは、米ベイラー医科大学の産婦人科学部准教授で、テキサス・チルドレンズ病院でも患者を診療している。2015年12月、サンス=コルテスのもとに、コロンビアのバランキージャから電話があった。電話の主はバランキージャの婦人科医、ミゲル・パラ=サーヴェドラで、診療室を訪れる患者全員にジカウイルスの兆候が出ていることを憂慮していた。謎の多いジカウイルスがブラジルで流行し始めてから、まだ1年も経っていないときだった…

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